カリキュラム概要
そろばん
そろばんに取り組むことで、指先の器用さの向上や右脳を刺激することによる想像力や発想力の向上、頭の回転をはやくする効果、集中力や忍耐力、判断力を養うなどの療育的効果を期待して毎日行っています。全国珠算教育連盟（全珠連）主催の検定試験に意欲的に挑戦させ、チャレンジ精神を磨き、成功体験を重ねられるように導き、やればできるという自信を身につけさせるなどの精神的成長につなげていきます。2カ月に一度の検定試験により、検定合格者を輩出しております。
電卓計算
電卓は将来自立する上においても非常に重要なアイテムです。将来一人で買い物に出かけられる、大きな単位の数を人の手を借りずに計算できるようになるなど自在に使いこなせる事が、生活の質を高め、生活能力の向上へと繋がり、そして就労へ向けての大きなスキルにも繋がってくるものだと考えています。また、指先を使う事によって大脳への感覚刺激に繋がり、思考力・記憶力・運動能力の発達に繋がると考えています。
SST(ソーシャルスキルトレーニング）
ソーシャルスキルトレーニングとは、自立した生活を営むために必要な能力を身につけていくためのトレーニングです。日常生活に欠かせない事のひとつひとつを一人で行えるように、ある程度マスターできてきたら、その段階を確認しながら更に先へとすすめ、日常生活の中で自分でできることを増やしていきたいと考えております。
具体的には、模擬買い物や、小物(ハンカチやタオル)の洗濯、箸の正しい持ち方・使い方、ひも結びなどを行っており、更に日替わりでテーマを設け、それについて子ども同士でディスカッションをさせて、コミュニケーション能力を高めるトレーニングも行っています。
ロコモコ体操
生活や社会環境の変化により発育期の全年齢にわたって、動作発達や運動能力の低下、小児肥満や姿勢異常の増加及び身体の虚弱化に伴う気力の低下などが問題になっています。児童デイサービスみらいでは、子どもの運動器疾患・障がいや運動器機能不全の予防と改善のためにロコモコ体操に取り組んでいます。体の動きにかかわる部分を総称してロコモティブ＝運動器といいます。体は骨や関節・筋肉などを連携させてはじめて動かすことができます。ロコモを意識しながら発達段階に合わせたエクササイズを行うことで子ども達の運動器機能を高めていきます。
脳力トレーニング
児童デイサービスみらいで行う脳力トレーニングは、一般的な図形やクイズなどの問題を解いて脳の力を高めるトレーニングではありません。瞑想によって心や精神を落ちつかせ、同時に脳の潜在能力に働きかけていきます。脳の言葉や表現をつかさどる部分である言語野は、昨日までの自分を維持させようと強く働きかけ、なにか行動を起こそうとするときに「そんなの無理に決まっている。」「みんなと違うことをしたら危ないよ。」という指令を出しています。マインドフルネス（瞑想）を深めていくと、この言語野の力が弱まり、脳がシータ波という状態になっていきます。深い潜在能力に働きかけることでマイナス思考のパターンや感情、考え方を取り除き、プラスで役に立つものへと変化していきます。児童デイサービスみらいでは、よりよい「自己実現」に向けてマインドフルネス（瞑想）を取り入れ、脳の力をアップさせることで子ども達の活動のサポートを行っていきます。
創作活動
毎週火曜日に実施している創作教室では、様々な材料を使って創作することで右脳を刺激し、子どもの心や知的能力の成長を促し、創作を通して、指先の器用さの向上、想像力や発想力の向上へと繋げることにより、自信に満ちた心を育て、子ども達の情緒を豊かにしていくことを目指した、療育的サポートを行っています。他には、アートデイと題して、「みらいをアートでいっぱいにしよう！」という目的のもと、アートイベントを年に数回行っています。丸１日かけて行うアートデイは、子どもたちの自由な発想と創作意欲をかきたて、楽しみながら成長を促すことができるような活動を実施していっております。創作活動に取り組む子どもたちの姿はとても楽しそうで、元気いっぱいに取り組むことができています。
音楽活動
元ヤマハ音楽教育システム講師で現在ピアノ教室を主催している外部講師を招き、音楽活動を行っています。楽器の演奏では、ピアニカや縦笛、ドレミパイプ、ピアノを使って楽しく演奏をしたり、合唱の時間では、季節に合わせた歌を歌います。様々な角度から音楽と触れ合い、リズム感やバランス感覚を養い、想像力や発想力、情緒を豊かにする活動を行っています。
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